2011/02/16

スキー場のサービス低下

先日、ある老舗のスキー場に久しぶりに行ってスキーをエンジョイしました。新雪に恵まれて絶好のコンディション。ところが昼食時が大変!ゲレンデのレストランでは外まで長~い行列。
厨房の中を見ると、たった4人の高齢の従業員の方が必死に働いていました。ところがどう見ても人手が少なすぎるのです。
一人のおばあちゃんが一方で麺の注文を受けて麺を湯がいており、同時にカツカレーの盛り合わせもしているんです。麺を担当しているときは、カツカレーはあとは盛るだけになっていても、手つかず。その間、カツカレーのお客さんは待ちぼうけ。思わず厨房に入って手伝いたくなってしまいました。それでは長い行列ができるのは当たり前。レストランの座席は帽子や手袋で場所取りされている空席が空しく映っていました。ちょっと人を増やせば、もっと回転率を上げられて収益が上がるのになあ・・・。
ゲレンデの整備も人手不足のようです。新雪を圧雪する作業が間に合わず、閉鎖状態のコースもちらほら。
コスト削減はいいけれど、必要な人員まで削るとこういうサービス低下になるという例のようです。
近年のスキー客離れに拍車をかけることにならないよう、今一度現場のサービスを点検してみてはどうでしょうか。