2009/11/09

「アイーダ」


11月3日 オペラ「アイーダ」がとても素晴らしかった。

久々にオペラ「アイーダ」を観て感動でした。プラハ国立歌劇場の来日公演で、ソプラノ(ディミトラ・テオドッシュウ)、メゾソプラノなど歌手がとても素晴らしかったです。特にベルディを得意とするソプラノはドラマティックな感情表現で、心理のヒダを伝えていたように思います。
やっぱりべルディのオペラは見ごたえありますね。3人がそれぞれ異なる感情とセリフで同時に歌いながら調和している面白さ、官能的なダンスシーン、威勢のいいトランペットのマーチ、深層心理表現。どれをとってもベルディらしいオペラでした。
充実感いっぱいで帰路につきました。

ただちょっぴり残念だったこと。
最後の地下牢のクライマックス・シーンぐらいはケチらずに舞台設定を変えてもいいのでは・・・。来日公演はコストが高くつくから仕方がないのかな。
それから素晴らしい公演だったのだから、終わってからの拍手は観客の人たちは立ってしてほしいものです。