先日、尾道ですごい女性に出会いました。NPO法人 工房おのみち帆布の理事長の木織さんです。自治体有志の会のメンバーと一緒にお話をじっくりお伺いしました。
帆布とは昔は帆船の帆に使っていた綿製品。この地域の資源を掘り起こして、バッグ、服飾小物などの商品開発。さらに東京などの美大生が1カ月尾道に滞在して、帆布を使ったアート作品を制作・展示する「尾道帆布展」を実現。木織さんのバイタリティーで尾道の商店街も巻き込んで次々と事業を展開。映画の舞台になったり、絵画の街として知られる「芸術文化の尾道」にふさわしい取り組みです。
これこそまさに地域ブランド。その成功のために必要なことは若者を巻き込むこと、そして木織さんのようなキーパーソンの存在です。
一見すると、どこにもいそうな小柄なおばさん(失礼しました!)。でもお話は情熱に溢れ、行動はエネルギッシュ。お話をお聞きしていると、自然に港町・尾道を応援したくなりました。
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