2010/09/23

中国河南省を視察

 河南省鄭州にある宇通客車に行きました。ここは独のダイムラー社に次いで世界第2位のバス生産会社です。たった10数年でここまでのグローバル企業に急成長するのですから驚きです。日本企業は規模では全く歯が立ちません。現在年間3万台生産して南米、中東などにも輸出。アジア最大の広さの工場には、車体にアラビア語、スペイン語などで書かれて輸出待ちのバスがズラッと並んでいました。年間生産量も5万台を達成する予定だと、涼しい顔で説明していました。やはり勢いが違う!
 鄭州の工業開発区。何もないところから2003年に開発がスタートして、150平方キロの広大な土地に新しい町を作ってしまう。町の設計はあの黒川紀章先生。街の中には巨大な人口湖や3,8キロの運河まである。これまでの投資額が1兆円で、今後さらに1兆円を投資するそうだ。スケールも違う!