往復３５時間の飛行機での長旅と１８００キロの車での観光は体力のあるときにしかできない観光ですね。まさに「日の出る国」から「日の没する大地」への旅でした。
一面砂の世界の砂漠から城壁に囲まれた７世紀の旧市街、白い雪に覆われたアトラス山脈から大西洋に面した海岸まで、一口では語り尽くせない、さまざまな表情をもった大地でした。今でも、どこもかしこも赤土の日干しレンガで造られた建物ばかりの町並みが目に焼き付き、朝５時半ごろから聞こえてくるコーランの声は耳にこだましています。
余談ですが、最近経済危機で有名になったドバイ経由でしたが、やはりドバイ空港は２４時間ショップが賑わう、まさに眠らない空港でした。夜１０時には閉店してします関空との差は歴然で、これがハブ空港の意味なのでしょうね。
また空港ロビーのあちこちにあるパソコンなどの充電設備はすべて韓国のLG社、モロッコでのホテルにあるテレビも韓国LG社、空港の広告も韓国のサムスン社。日本のエレクトロニクス各社の存在の薄さが気になりました。
