2010/04/24

『メガ・リージョン』が政策に

拙著「メガリージョンの攻防」にとってうれしい話。
今週、国土交通省の幹部の方々と懇談の機会がありました。そこで「著書をパクらせていただきました」と言われ、出された報告書が「世界の構造転換期のメガリージョン戦略」
昨年12月の取りまとめで、確かに随所に拙著の内容を取り入れられているようです。
前原大臣も「メガリージョン」という言葉がきっちりと頭に刷り込まれているそうです。
上海万博のテーマ曲のパクリと違って、これは歓迎すべきパクリ。
とてもうれしいことで、具体的な政策に反映していただけるのは光栄だし、本望です。

これから3大都市圏に関して、国土交通省は何十年ぶりの法改正をして、大都市圏政策を大転換しようとしています。名古屋地域における「グレーター・ナゴヤ構想」も、霞が関の縦割りを越えて、やっと活かされる時期が来たようです。
折角のこういう政府の動きを活かすかどうかは地元次第です。
内向きの議論、政治ごっこばかりしている場合ではないでしょう。