2010/05/16

久米さん・メモリアルパーティー

 今日は久米生光さんのメモリアル・パーティーでした。昨年9月、突然この世を去られて、本当にショックでした。その彼を偲んで、数百人が集まったのです。
いわゆる「偲ぶ会」とは全く違って、生前久米さんがごひいきにされた音楽家の皆さんによる素晴らしい歌と演奏の数々でした。こよなく音楽を愛し、人を愛した久米さんのお人柄そのものの集いなのです。
久米さんは、サミュエル・ウルマンの青春の詩の一節「青春とは人生の一時期を言うのではない。心のあり様をいうのだ」をそのまま表している方でした。
感動する心、楽しむ心を持つことをいつも思い起こさせてくれました。
 
 私の選挙のときもそうでした。
神主さんを生業にされている彼は、選挙の出陣のときには、高名な神社での必勝祈願に3名の女性トランペッターを連れてこられました。そして神前であのベルディーのオペラ、アイーダに出てくる勇壮な凱旋の行進曲の演奏が始まったんです!もうビックリ。
選挙終盤のある夜には、突然、選挙事務所にバイオリンとフルートの演奏者を連れてやってこられました。選挙運動で疲れきっていた私に「心を無にして聴いてください」と、私一人のために静かなクラシックの生演奏をプレゼントしてくださいました。
修羅場の連続の選挙運動の中、心の安らぎと彩りを与えてくださったのです。
どれだけ久米さんのお心遣いとあの笑顔に救われたことか。

本当にいつまでも傍にいてほしい人でした。
きっと神様もそう思われたからでしょうか。
久米さん、ありがとうございました!