11月29日
今日は、大学生の集まりに講師として呼ばれた。集まりは「学祭ゼミ」と言って、これまで中心になって大学祭を運営してきたメンバーと、これから中心となって大学祭を担っていくメンバーが参加している。そこで、今回は地域と大学祭のあり方について話し合い、これからの大学祭はどうあるべきかを議論しようというものだ。
行くと、この地域のさまざまな大学から40人集まっていた。まさに円卓でみんなと議論する雰囲気だ。「今日は一方的に講演するのではなく、みんなとのやりとり中心にしよう」そう考えて臨んだところ、最初は様子見だったのが、次第にいい感じになってきた。
大学ごとにバラバラでなく、折角狭い地域にこれだけの大学が集まっているのだから、その強みを活かそう。一本串刺しするテーマ、例えば、環境、留学生などいろいろ考えられるじゃないか。この地域全体で、エコ・ユニバーシティー・エリアとしてブランド化することも考えられる。大学祭がそのきっかけになったら。留学生も大学ごとではなく、大学横断的に、ネットワーク化しては。地域全体で留学生の優しい街づくりをしてみては。大学ごとではなく、大学が連携すると、地域も巻き込みやすい、マスコミも取り上げてくれてPR効果もある。
議論は熱くなっていった。気のせいか、こちらの気持ちも不思議と若くなっていく。
さて、投げたボールを学生さんたちはどう受け止めてくれるか。これからが楽しみだ。