ホンダ,トヨタと続いて、中国の工場ストが日本のマスコミで連日取り上げられている。問題は昨年からあったが、日本を代表する企業が対象になると日本のマスコミは俄然注目しだす。
中国当局が格差拡大への不満に対するガス抜き目的で放置しているようだが、労働者の体質変化も起こっているようだ。内陸部から都市部に流入する農民工が主要労働力だが、彼らも新世代になっている。農業の経験がなく、都市生活しか経験したことのない世代だ。待遇改善欲求も強い。
これも都市部の成熟化、サービス経済化へのプロセスか。生産コストのマイナス面とともに、内需のプラス面も。