2010/03/01

東京マラソン完走記



NYマラソン以来13年ぶりのフルマラソン完走です。しかもタイムもそんなに落ちずに踏ん張って。というか、その間の目を見張るハイテクの進化が体力の衰えを補ってくれたようです。

まず足の筋肉をサポートしてくれる特殊素材のハイテク・タイツ、筋肉疲労を防ぐテーピング、終盤のエネルギー切れを防ぐ必須アミノ酸の栄養剤、ラップを刻むマラソン用ハイテク腕時計、足の疲れを緩和するランニング用靴下、そしてもちろん一番大事なハイテク・シューズ。お金がかからないスポーツだと思って始めたのに・・・。
やはり「スポーツは道具」です。

今回最も心配したのが、レース終盤でのエネルギー切れ。前日はカーボ・ローディングでパスタをたらふく食べました。当日は5時起床で、宿泊ホテルでバイキング。一応食べ終わろうとした時、隣のテーブルの中国人6人の参加者たちが山盛りに盛った皿を見て、思わずもう一皿取りに行くことに。栄養剤をスタート時に飲み、レース途中用に持参した栄養剤もエネルギー切れへの強迫観念からか、早々と飲んでしまい、中間地点ではもうなくなってしまいました。

「さあ、これからどうしよう」
後半は沿道の人々の親切な差し入れが頼りです。定番のバナナ、キャンディーだけではありません。アンパン、クッキー、みそ汁、熱いお茶、おかき・・・後半時間がかかったのもうなずけます。
でもお陰で食べている時以外は軽快に走れ、ガス欠にならずに無事完走。